2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

万博招致ならず、リエージュの落胆

招致活動といえば昨今の東京に見るように、オリンピックなどスポーツ系の祭典について圧倒的に盛んという印象があるが、国際博覧会についても毎回、候補になった都市(あるいは国)によるプロモーションが大規模に行われている。インフラに対する投資や期間…

気候不順でワイン生産は大苦戦

ワインの生産が気候や気象に著しく左右されることはいわば当然なので、昨今のように(温暖化のせいかは知らないが)異常気象が毎年のごとく起こるようでは、その生産量や品質は恒常的に不安定さを伴っていると言っていいだろう。ワイン製造者はできるだけそ…

食事をめぐる意識は保守的かつ現実主義

フランス人は食事を大事にし、たっぷり時間をかけるとある種の神話のように言うけれど、現代社会のリズムはそうした悠長さをなかなか認めてはくれない。実際、都市部のサラリーマンは、サンドイッチなどで昼食を手軽に済ませるのが普通になっているとも聞く…

交易自由化はチーズ生産に好影響

チーズフォンデュが名物料理の代表格というくらいだから(自分としては味が単調で途中で飽きてしまったが、そんな個人的感想はともかく)、他の農作物、また乳製品と比べても、チーズはスイスにとって圧倒的な地元農産品といってよいのだろう。しかし、周辺…