2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

夏を彩るジュネーブ湖岸の花火大会

今年はこれまでのところ、ライブでは花火を見ていない。あの迫力はテレビで伝達不可能とは分かっているけれど、さしあたり足が向かないのだ。ただそれでも、花火大会のニュースを聞くと何かしら好奇心を動かされることは確か。8月9日付のスイス『トリビュー…

銀行破綻の深刻な影響受ける医療機関

フランスで自治体向け融資等を集中的に手掛ける他、ベルギー、ルクセンブルク、トルコでもリテール銀行として営業してきたデクシアの行き詰まり(昨年10月)については、日本の新聞でも事実関係がある程度取り上げられた。7月31日付の『ラ・クロワ』紙は、フ…

学生の夏休みバイト戦線に異状あり

大学の長い夏休みに学生がアルバイトをするのは日本に限ったことではなく、ベルギーなどでも職業体験と小遣い稼ぎを兼ねてこの時期に働く学生は多い(勉強一途でバイトなんかしない、などということはない)。ただ今年については、肝心の働き口がいつもより…

大学の夏季休暇期間活用法あれこれ

フランスでも大学の夏休みは長い。8、9月まるごと休みといった日本の現状については、「教授も学生ももっと登校してせいぜい研究・勉強すべきだ」といった声も出てきそうな当世ではあるけれど、一方で長期休暇でないと取り組めない課題(地域実習とか、長編…

地域開発を担う第3セクター企業が経営行き詰まり

産業構造の変化等に対応しつつ、バランスの取れた国土の発展を期するため、地域整備計画の策定や各種プロジェクトの立ち上げがなされることはどの国でも多い。しかし、経済発展の方向性を誘導しようというかなり無理のある内容のせいで、それらのプロジェク…

市民スポーツは充実、しかし課題も

世の中オリンピックでいずこも湧き返っている感があるが、オリンピックの直後にスポーツを始める人が一時的に増加するという話をどこかで聞いたことがある。そういう意味では祭典も馬鹿にはできないわけで、ムードに乗せられ運動に関心を向けるという流れが…

夏に飲むロゼワインの魅力

いろいろ言っても、やはり夏はワインが飲みづらい。日本ではワインクーラーを使わなければ、赤ワインにとっての適温は上手に確保できないのではないか。その点ヨーロッパなら、地下室にでも入れておけば比較的容易に適温が保てるという利点はあるが、それで…

アマチュア1日シェフが腕をふるうレストラン

食通の街、グルメ・グルマンの街として、例えば東京などはパリに決してひけをとらないと感じる(特に料理のジャンルの多様性が売り)が、今回見つけた話題はいかにもパリらしく、しかもこの大都市が食に対して常に注いでいる情熱を改めて見せつけられた思い…