2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

峠道の「安全策」は総スカン?

高速道路を走っていると、様々な表示や舗装状態の変化などで、安全確保のための細かな工夫がされていることに気づく。知恵を絞って多様な方策を編みだしている専門家の方々の苦労は相当なものだろう。ところがスイスでは、せっかく導入した安全策が期待され…

ブリュッセルの再開発に既存商店街が反発

ブリュッセルを訪ねるときは、歩行者専用道路になっている中心部の商店街、ヌーヴ通りに立ち寄るのが常だった。主な目的地はショッピングセンター「シティ2」。お馴染みのチェーン書店フナックのベルギー国内最大(ただし確証なし)店舗が展開していて、フ…

パリ外周道路上のトラム工事は前途多難

90年代、パリ旅行の際にふと思い立って、市域の外周を一回りするバスに乗ったことがある。観光地ばかりでないパリをバスの中から眺め、街の大きさを体験してみたいといった漠然とした理由だったが、乗り通したら数時間かかり、最後には少し腰が痛くなった。…

ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち

急にミュージアムづいたわけでもないが、国立新美術館に出かける。月曜日の10時半という時間で、列もなく入場はラクラク。入口に消毒用アルコールが置いてあるので、儀礼的に手に吹き付ける。会場内はさすがに人出もかなりあって、どの作品の前にも観覧客が…

夏の果物は豊作予想、価格は?

みずみずしいフルーツは季節の彩り。ヨーロッパでも事情は同じで(ただし日本より全般に大柄、大ぶり)、街中の八百屋やスーパーには、各々の時節の果物が山と積まれている。もちろん、農作物の出来は自然の諸要素に左右されるわけだが、『ル・パリジャン』…

アントワープ・ファッション展

初台の東京オペラシティアートギャラリーへ。アントワープ王立美術アカデミーのファッション科で教育を受け、80年代後半にそれぞれの個性を開花させたデザイナーたちの作品を中心にした展示。新世代のアーティスト、さらにアカデミー卒業直後、または在学中…

世界経済危機の試練に立つ「ダッチ・モデル」

米国発の経済危機の影響は言うまでもなく世界全体に及んでいるが、影響の程度は国ごと、地域ごとに異なっている。その中で、通商国家として知られるオランダは、世界経済危機による打撃が相対的に大きい国の一つなのではないか。4月28日付けのフランスのカト…

泥酔するティーンエイジャーたち

やや大衆紙の傾向のある『ル・キャピタル』紙らしく、センセーショナルなタイトルが踊っている。「若者の4人に1人は既に酔っ払い」。言うまでもなくベルギーでも未成年者(18才未満)の飲酒は禁じられているが、現実はそんなことにお構いなく、深刻な状況を…