2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「ユキとニナ」

恵比寿で諏訪敦彦、イポリット・ジラルド共同監督「ユキとニナ」を見る。とても心地よい映画だった。1時間半の間、心の淀みや負荷といったものを一切感じることなく、素直な気持ちで映画の世界に浸ることができた。 フランス人のパパと日本人のママが離婚間…

新年の新聞から(3)リゾートに集うセレブたち

すっかり月末になってしまったが、新年の記事最終回はスイスから。1月1日付の『ル・マタン』紙(なんと元旦も発行している)は、ヨーロッパ中のセレブたちがごひいきにするウィンターリゾートの実態とその背景を、有名人の実名を挙げつつ紹介している(La …

新年の新聞から(2)ブリュッセル大予測

新年の新聞にどんなことが載っているか、第二弾はベルギー編。1月2日付『ラ・キャピタル』紙は、首都ブリュッセルで2010年に予想される動きやできごとなどを、グッドニュースとバッドニュースに分けて列挙している。先のフランスの経済予測(?!)に比べれ…

新年の新聞から(1)経済大予測?

元旦の日本の新聞というと、別刷り紙面が何種類もあり、その年の各界の展望などの記事が並んでいるのが普通(前年中に記事を書き溜めておくものらしいが)。フランスなどではそういったことはなく、だいたい正月がクリスマスの延長のようなところもあるから…

ユーロトンネル内不通、責任は誰に

今冬のヨーロッパは寒波がことのほか厳しく、クリスマス前の週末は大荒れの天候となり、交通がマヒ状態となった。特に、イギリスとフランスをつなぐユーロトンネルでは、両国間を結ぶ特急「ユーロスター」5便が長時間立ち往生するという大混乱を招いたが、12…

特集「フランスの田舎町」

新年を迎えても、相変わらず「ふらんすに行きたしと思えどもふらんすはあまりに遠し」などと心のなかでつぶやきながら、寝転がって雑誌をめくっている。 『フィガロ・ジャポン』1月1日・15日合併号の特集は「フランスの田舎町」。いくらでもあるフランスの田…