2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

スーパーモノプリの高級店舗が登場

古き良き食料品店への郷愁が残るフランスも、現実は大規模小売店が席巻する社会。有名度と影響力ではカルフール、オシャン、E・ルクレールといったハイパーマーケット(巨大ショッピングセンター)の方が上だろうけれど、いわゆる中小スーパーも数多く、市…

航空界は今日も視界不良

ヨーロッパの航空業界はここ10年以上激変の波にさらされている。激安航空会社の台頭、相次ぐ合併吸収、そして小国を中心としたナショナルフラッグ・キャリアの消滅など。ベルギーはスイスとともにこの3番目の事例に直面したわけだが、代替航空会社が設立され…

傍若無人なサイクリストにイエローカード

5月から6月、梅雨に向けてじめじめしがちな日本とは異なり、いよいよ天候が安定し絶好の季節となる北部・中部ヨーロッパ。この時期のサイクリングと言えば、自転車が全国民的に普及し活用されているオランダがまず思い浮かぶが、南隣りのベルギーも比較的平…

未来を拓く老化メカニズム研究

日本ほどではないにせよ、軒並み人口の高齢化が進むヨーロッパ諸国。2030年時点での65歳以上の人口の割合は、ドイツとイタリアを筆頭格に、ほとんどの国で20%台に達することが予測されている。そこで、医学や生理学の観点から注目されているのが老化のメカ…

パリ市が打ち出すローラン・ギャロス改修計画

今はちょうど全仏オープンが盛況のうちに幕を閉じたところ。会場であるローラン・ギャロスはパリ市内(16区)にあり、ブーローニュの森に隣接していて、ウィンブルドンや全米オープンのフラッシング・メドウズと比べると都心に近い好立地と言えよう。ただ難…

「カンヌらしい名物」はいずこに

国際映画祭が終わって落ち着きを取り戻しつつも、リゾート地らしい賑わいが続くカンヌ。ところがここでは、映画祭を除くと周りのリゾートに比べて街としての「売り」がないことが、観光業界の大きな悩みらしい。ニースと言えばサラダやオリーブオイル、マン…