2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

レストランちょっといい話

10月7日付の『ル・ソワール』紙が、あるレストランについてコラムのような記事を載せている。ベルギーのレストランが、スローフード的なコンセプトでニューヨークに開店し、成功するまでの物語だ(Rouge Tomate. Le Soir, 2009.10.7, p.2.)。 レストランの…

ロレックス社の新工場建設は不況下の一縷の希望?

どうも当方とは縁がなさそうなのが残念だが(!)、スイスの高級時計の代名詞と言えばまずロレックス。10月1日付の『ヴァンキャトルール』紙は、そのロレックス社が不況のさなか、新工場の建設に踏み切ったと報じている(Rolex affirme dans la pierre sa co…

ローザンヌ駅操車場用地を州立美術館に

鉄道関係の敷地は、時代の変遷によって大規模に余剰スペースを生じ、都市再開発の対象になることが多い。文化施設に変貌するケースも見られ、例えばパリで元のオルセー駅を美術館にしたのがオルセー美術館。ベルリンでもハンブルク駅を転用して現代美術館に…

ルーズな親たちに学校が困惑

かつて学校は工場と並んで、民衆に時間の意識、時間を守るという近代的な規律を埋め込んでいくための装置であるとされていた(例えば桜井哲夫『「近代」の意味−制度としての学校・工場』参照)。しかしポストモダンと称される現在では、そんな能書きも今は昔…

『図書館であそぼう』

あくまでも印象なのだが、バブルがはじけ経済の停滞感が広がった1990年代以降、図書館の利用者は目に見えて増え、また図書館それ自体もそれまでと比べ、俄然世間の注目を集めるようになったように感じられる。そしてこれと並行して、図書館について書かれた…