2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

チコリ生産農家を価格カルテルで摘発

最近になってだいぶ野菜サラダなどに使われることが増えてきたチコリ。フランスは世界一の生産国(年間20万トン)で、北部地域やブルターニュ地方で主に収獲されているが、このほど政府の競争当局によって、生産者がカルテルを結んでいたとの認定を受け、金…

カルフールの新ストア・ブランド、早くも行き詰まり

フランスを代表するスーパーマーケットチェーンで、欧州を中心に各国で事業を展開し、売り上げで世界第2位の規模を誇るカルフールについては、昨年5月8日の当ブログで大きく扱ったばかり。従来推進してきている「ハイパーマーケット」という業態を一部見直す…

急激に進化するランニング用品に注目

スポーツや習い事など、始める前にまず「形から入ってしまう」というケースは意外に多いもの。一式揃えたあげく数回しか使わなければ宝の持ち腐れだが、ウェアや道具などをきちんと整えることで、ようやくやる気が湧いてくる場合もあるだろうから、どちらと…

ゾウ専門の新型動物園計画

陸に生きる哺乳類として最大の動物であるゾウは、その巨大さと動作の愛くるしさでいつでも皆の人気者。動物園ではもちろん、サーカスで達者な芸を披露するゾウたちは、観客の圧倒的な拍手を浴びている。スイスでは、このゾウに特化しつつ、今までにない構想…

リキュール復権を目指して工夫あれこれ

本格的な食事の場合、食前酒があれば食後酒もあるというのが一つのパターンではあるのだが、前者はともかく後者には手が延びにくいというのが最近の一般的な傾向ではないか。そしてそんなトレンドをうけて、(バーなどで小粋に飲むのは別にすると)主に食後…

ツール・ド・フランスへの期待は既に大きく

今年7月に99回目の大会が開催されるツール・ド・フランス。夏の安易な娯楽としてテレビでこのレースをのんびり鑑賞するのは実に快適なものだが、沿道をすごい勢いで通過する選手たちをその迫力とともに応援することにも(マラソンの現地観戦にも似て)別種の…

マンション投資のコツと初歩的心得

不動産投資というと、よほど警戒してかからねばという意識が先に立ってしまうが、いずれにしても土地や建物が有力な投資対象であることは確か。当然フランスでも似た状況はあるわけで、特に日本風にいうマンション投資(フランス的には「アパルトマン」(分…

ルソーの生地が記念館兼文学館に

18世紀の哲学者ジャン=ジャック・ルソーがジュネーブで幼少期・青年期を過ごし、また後年も一種の亡命のような形でスイスに戻った期間があることはよく知られている。哲学者たちの間でジュネーブは、ルソーの生地として認識されていると言い換えてもよいか…

製菓用板チョコの品評会を真剣敢行

日本の冬はチョコレートの美味しい季節。種類も実にさまざまでギフトに喜ばれる。ベルギーやフランス産のチョコは存在そのものが贅沢な感じを与えるようだが、もちろん高級なものばかりがあるわけでなく、普通の菓子同様にその裾野は広い。またそうした裾野…