2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ユーロ安は旅行客誘致にはプラス

ギリシャの財政危機をきっかけとして一気に進行したユーロ安。通貨の信認という点ではもちろん褒められた話ではない(ユーロのようなある種の実験通貨はなおさら)が、輸出産業などに相当の恩恵をもたらしていることは間違いない。観光関係も外国からの旅行…

外国出身の神父さんが増えている

自分には具体的なイメージが湧きにくい分野だが、カトリック教会における聖職者任命の秘跡である叙階の場は、相当厳かな雰囲気に包まれているに違いない。ただやはり、フランスでの叙階をめぐる状況が、変化する時代の波を受けつつあるのは確か。6月27日付の…

25周年、一層の発展を期す写真美術館

写真専門の美術館というと、とりあえず恵比寿の東京都写真美術館(1990年プレオープン)が思い浮かぶが、媒体の美術性が認められたのが最近であるためだろう、施設の歴史は全体に浅いようだ。ローザンヌにあるエリゼ写真美術館も1985年オープンなので、いわ…

財政面でローザンヌと州内自治体の対立激化

隣りの芝生は青いというけれど、市や町のレベルでもついつい近隣と比較する気持ちが芽生えるもの。そんな気持ちの発露か、ローザンヌ市を州都とするスイスのヴォー州では、そのローザンヌとその他の市町村の間で、財政面の激しい対立が起こっているという。6…

海岸トラム運行125周年を祝う

ベルギーの『ラヴニール』紙の記事を見つけたとき、これは不覚だったと思った。マニアではないが一介の鉄道好き、特にトラム(日本でいう市電)に興味を持っている者として、ベルギーにこれほど魅力に溢れたトラムがあることをここまで知らずに来たとは!全…