2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ブリュッセルの市電・バスは今日もノロノロ運転

公共交通機関は効率的な都市生活を成り立たせるための基本的なインフラ。だが世界的に見ても、中心市街地でJRのような鉄道や地下鉄が充実している大都市はそれほど多くはない。日本では東京や大阪ぐらい、ヨーロッパのフランス語圏ではパリが唯一そのよう…

レマン湖遊覧船の寄港地紛争

湖を行く遊覧船と言えば、洋の東西を問わず、それ自体が観光資源であるとともに、沿岸の観光地を結ぶ重要な足でもある。ましてスイス南西部のレマン湖となると、世界に誇る山岳地帯を眺めながらのクルーズはこたえられない。ところがそんな遊覧船でも、地元…

「PARIS」

渋谷のル・シネマで、ようやくセドリック・クラピッシュ監督「PARIS」を見る。公開からだいぶ経っているが、観客の入りはなかなか良くて、興業は安定しているようだ。 クラピッシュお得意の群像劇。パリを舞台に、様々な年代、人種・民族、社会的境遇の…

銘水ペリエの強気なマーケティング

前にも書いたがミネラルウォーター、それもガス入りの水を飲むのが好きだ。ヨーロッパを旅行中、食事の際アルコールを飲まないときは大抵ガス入りの水(炭酸水)を頼んでいた。そんなミネラルウォーターの代表的銘柄であるペリエについて、1月12日付けの『ル…

『ワインの王様−バーガンディ・ワインのすべて』

ハリー・W・ヨクスオール(山本博訳)『ワインの王様−バーガンディ・ワインのすべて』(早川書房、1983)読了。イギリス人ジャーナリストが300ページ以上にわたってブルゴーニュワインを語り尽くす本格的な本だが、軽妙な筆致、訳さばきも上手くて楽しく読…